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User Feedback CSVファイルから得た情報を基に平均、分散、標準偏差を出すサンプルフロー

By np_e550

March 22, 2024, 11:16 a.m.

Details:

アンケート内容をCSVファイルにまとめて、それに対する平均、分散、標準偏差を出すフローを記述しました。

本フローの期待結果

INTAconnection Editorのモニタ機能から、以下の結果が確認できること。

①Var(変数) FunctionBox「average」に平均値が格納されている

②Var(変数) FunctionBox「Variance」に分散値が格納されている

③Var(変数) FunctionBox「Standard_Deviation」に標準偏差が格納されている

詳細は2枚目の添付画像を参照してください。

 

本フローの導入にあたって

・本投稿で紹介するフローは、Raspberry Piの実機を用意せずとも実行可能です。

・本投稿は、エミュレータソフトウェアのQEMUが既に準備されており、INTAconnection Trial Packageが使用できることを前提に導入手順を記載しています。QEMUの環境構築についてはこちら(https://station.ilc.co.jp/developer/community/26/)、「Windows PCでINTAconnection Trial Packageを利用できるようにするための手順」の投稿を参照してください。

・サンプルフロー(.sbcl)を添付しています。

サンプルフローをINTAconnection Editorに読み込む方法はこちら(https://station.ilc.co.jp/developer/community/16/)の「サンプルフローの添付と読込み方法」を参照してください。

 

CSVファイルの転送方法

本投稿ではCSVファイルをQEMU環境に転送するため、ファイル暗号化と転送を行うアプリケーション「WinSCP」を使用します。

1.      WinSCPのリンク(https://winscp.net/eng/download.php)からダウンロードを行ってください。

2.      ダウンロードされた「WinSCP-6.3.2-Setup.exe」を実行し、WinSCPをインストールしてください。

3.      WinSCP.exeを実行してください。

4.      下記の画面が出てきたら、「新しいサイト」を押下して以下の設定を行ってください。

転送プロトコル:SCP

ホスト名:127.0.0.1

ポート番号:2222

ユーザ名/パスワード:QEMUの初回起動時に設定したユーザ名とパスワード

5.      画面下の「ログイン」を押してサーバに接続します。

6.     パス「/etc/ConnectedPLC」の直下にCSVファイルを配置してください。

CSVファイルの準備はこれで完了です。

 

サブフロー化について

複数のFunctionBoxをまとめて1つのFunctionBoxとして扱うことをサブフロー化と言います。本サンプルフローでは値の加算、平均、データの個数のカウント、分散と標準偏差を求める処理を1つにまとめています。ここでは、複数のFunctionBoxをサブフロー化する手順を説明します。

1.      複数のFunctionBoxを、マウスのドラッグ等で選択状態にします。

2.     FunctionBoxを選択状態にしたうえで、右上の三本線から「サブフロー」→「選択部分をサブフロー化」を選択してください。

これで処理を1つのFunctionBoxとし、INTAconnection Editorでの可読性を高めることができます。

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np_e550
March 22, 2024, 11:36 a.m.

CSVファイルについて

サンプルでのCSVファイルの内容は以下のとおりです。

Product_Name,Rating

AAA,1

AAA,2

AAA,3

AAA,4

AAA,5

AAA,4

AAA,3

AAA,2

AAA,1

AAA,3